終わりまでの日記

中学生の頃、28歳になったら死ぬのだと思っていた。
私の人生はそこまでで、その先はないのだと。終わりはもうそこにあって、眠れない夜もきっと終わるのだと。

けれど、そんなことはなかったので。
人生をもう一周か二周生きる覚悟をして、どうせなら日記でも残しておこうと思う。

楽しいことも悲しいこともたくさんあったのだと。